想ふ、夏野の石一つ

つれづれなるままに、日暮らし、画面にむかひて...

読書

またまた喫茶店代わり…

昨日は待ち合わせまで時間があり、またまた図書館で時間潰し。 前にも読んだ佐藤正午さんの今度はショートショート(?)。鼻にまつわる短編をたくさん集めたもので、クスッと笑えるものから切なくなるものまで、場面を切り取るのか本当に上手。 最後まで読…

図書館ジプシー

この前ちょっと時間を潰そうと図書館に入った。子どもの頃はよく通ったものの、最近はさっぱりご無沙汰。やっぱり図書館はいいもので、喫茶店とはまた違う。当たり前か、本を読むための場所なのだから。 たまたま手に取った佐藤正午という人の「月の満ち欠け…

生理的なのも

世の中のいろいろなものが、生理的に受け入れられない場合がある。もしかすると人より多いのかもしれない。人であったり物であったり、文字通りいろいろある。中でも文章が、これは表現なのかテンポなのか分からないが、受け入れがたいことがある。そうなる…

ひとやすみ

まる1日休みを取ろうとするとちょっと大変だけど、時間単位で休みが取れるので、どうにも調子が出ないときはスパッと休むことにしている。たった1時間でも、空いてる朝のカフェでちょっと本を読んだりするだけで、心に余裕ができる。

夢十夜

ふと、漱石の「夢十夜」が読みたくなって、ブックオフで探してきた。ふだんなら新潮社の地味な装丁のを買うのだけれど、ついこんな派手なものを選んでしまった。 なぜかと言うと、表紙にもあるように朗読CDが付いていたからだ。CD付きで110円、お得感満載。

うつくしい人

ひさびさの読書。 ポイントを使いたくて、何か買わなくてはと手に取った1冊。作者の西加奈子さんも存じ上げず、完全にジャケ買い。 一人称で淡々と綴られる、これまでの主人公と外界の関わり。 主人公はあまり共感を得やすい境遇とは言えず、似たような感覚…